頭の全体や一部にズーンと重いような痛みが続く場合は、首や肩のこりが強くなりすぎて、頭部の血流が悪くなることでおこります。
これを緊張型頭痛といって、頭が体よりも前に出てしまう姿勢がクセになっていると慢性化してくることがあります。最近は長時間PCを使われる方などにこの症状が増えています。
若い女性に多い片頭痛。こちらは頭部の血管が拡張してまわりの組織を圧迫することでズキンズキンと脈打つような痛みがでてきます。症状の強さや頻度には個人差があり、ストレスやホルモンバランスの変化などが関係しています。
長時間PCの画面を見つめることが多いと、まばたきの回数が減り、ドライアイになります。急に視力が低下したときや、老眼も目を酷使するため、目の疲れの原因になります。
こういった方に共通して多いのが、頭が体よりも前に出てしまう姿勢がクセになっていて、首や肩のコリが慢性化していることです。
また、眉間にしわを寄せてものを凝視することが多くなってくるため、顔の筋肉も緊張して、そこから首の緊張も起こります。
口を開ける時にあごが痛い、朝起きた時に口が開けづらいなどの症状を顎関節症といいます。
ストレスなどにより、睡眠中に歯軋りなどの噛み締めをすることで、そしゃく筋(噛む筋肉)である咬筋、側頭筋が異常に緊張したり、あごの関節のクッションである関節円板が損傷することが原因となります。
そしゃく筋の緊張は、同時に顔の表情筋や首の筋肉も緊張させることが多いため、首や肩のこり、眼精疲労、奥歯の痛みなどを伴うことも多くなります。
めまいには、脳の障害による中枢性めまいと、内耳の障害による内耳性めまいがあります。内耳性めまいでは難聴や耳鳴りを伴うこともあります。
あごを突き出すような姿勢がクセになっていると、首の後ろを通って脳に向かう血管の椎骨動脈を圧迫し、脳内の血流が悪くなることでめまいが起きるケースも多く見られます。
車での衝突事故などによる首への強い衝撃から、筋肉や靭帯が損傷することによっておこります。首、肩の痛み、こり、頭痛を感じ、首を後ろに反らすことができなくなります。
事故の衝撃で背骨に歪みが生じていたりすると、何ヶ月も後頭部の痛み、めまい、耳鳴り、吐き気、眼精疲労などが続いたりすることもあります。
受傷直後の急性期には、冷却、固定をして安静にし、1~2週間して痛みがひいてきたら、筋肉を固めないように動かしたりストレッチをしたりといったリハビリテーションが必要になります。
左右のどちらか一方でばかりものを噛むクセがあったり、立ち姿勢に左右差があったりすると、あごの噛み合わせに歪みが生じることがあります。
こうした状態で長く生活することで、顔の表情を作る筋肉の緊張に部位によって差がでてきて、顔が歪む原因になることがあります。
頭や肩が体よりも前に出る姿勢が続いたり、ストレスなどで肩に力が入ってしまうことで、首や肩の筋肉は緊張して硬くなり、血流が悪くなります。これが肩こりの原因で、ひどくなると痛みを伴ってきます。
長期にわたって慢性化している場合は、肩こり自体がストレスになって体を緊張させ、そこから血流が悪くなり、肩こりが起きるという悪循環になってしまっていることも多く見られます。
手や腕を支配する神経は、首の後ろから出て鎖骨のすぐ近くを通り、手の指先までつながっています。
頭や肩が体より前に出る姿勢を長く続けていると、首や鎖骨の下で筋肉が硬くなって神経や血管が圧迫されてしまい、手や腕に痛みやしびれがでることがあります。
長時間のPC作業などデスクワークが多い方、前かがみの姿勢が長くなる方などに多く見られる症状です。
肩が痛くて腕があがらない場合、中高年の方であれば四十肩(五十肩)のケースが考えられます。肩関節の周囲の軟部組織に炎症が起こるのが痛みの原因ですが、炎症は1年から1年半程度で自然消失します。
夜間の痛みが強く、昼間も痛みを気にして腕や肩を動かさなくなりがちな為、筋肉が硬く、血流が悪くなって二次的な痛みが出てきたり、治癒を遅らせることがあります。
四十肩(五十肩)以外にも、腱が靭帯に挟まれたり圧迫されることによる痛み、腱の石灰化、炎症、断裂などのケースもあり、対処法は異なってきます。
ほとんどが肘の酷使によっておこります。特に肘をねじったり、曲げ伸ばしする動作を繰り返すことによって引き起こされます。
テニスでは主に肘の外側から、ゴルフでは内側から痛みを発する事が多く、酷くなると肘から手にかけて痛みが広がり、雑巾絞りなど、日常の動作も辛くなります。
手首の痛みは、その痛む場所によって原因が異なりますが、基本的に同じ動作を繰り返すことにより、神経、関節、軟骨、靭帯に損傷が生じ痛みをおこします。
軽い物を持つだけで手首が痛んだり、マウスを掴んだり、ドアノブを回すだけで痛みが生じることもあります。
「使い過ぎによる腱と腱鞘の間の機械的な摩擦による炎症」、すなわち腱鞘炎は、家事をする主婦やPCなどの手作業が多い人に生じ出産後や更年期などのホルモンのバランスが崩れた時に起こることが多いと言われています。
炎症を起こしている腱自体は安静にするのが一番です。極力痛みを生じさせる作業を控えるようにしましょう。
腰から出て、お尻、ももの裏、ふくらはぎを通って足先までを支配する坐骨神経。この走行に沿って痛みやしびれ、重だるい感じがすることを坐骨神経痛と呼びます。椎間板ヘルニアや、お尻の筋肉である梨状筋の緊張によって坐骨神経が圧迫を受けた場合に起こります。
骨盤が前に倒れるような立ち姿勢、足を組むクセ、長時間の座椅子の使用などの生活習慣も、坐骨神経を強く引っ張ることになり、症状を強くする原因となります。
坐骨神経が障害をうけると、走行に沿った部分、特にお尻の筋肉の筋力低下を起こすため、症状の出ている側に突っ張るような立ち姿勢がクセになり、足をひきずるような歩き方になることがあります。
デスクワーク、車の運転など、座っている時間が長かったり、骨盤が前に倒れるような姿勢がクセになっていると、股関節を曲げる筋肉の大腿四頭筋が縮んで短くなってきます。歩き始めなど、この縮んだ筋肉が急に伸ばされると、筋肉の付着部である足の付け根に痛みがでることがあります。
また、O脚など膝が内向きになる姿勢でいると、ももの内側の筋肉の内転筋が使われずに筋力低下をおこしたり、縮んだりするため、股関節を開いたときに痛みや張りを感じることがあります。
歩き出すとき、立ち上がるときに膝が痛んだり、膝の内側だけ痛い、正座ができないという症状は、高齢の方であれば変形性膝関節症の可能性が考えられます。
O脚など膝のお皿が内側を向く姿勢がクセになっていると、歩いたり階段の昇降をする度に、膝関節の内側の軟骨同士が繰り返しぶつかり、軟骨が磨り減ったりトゲができたりといった変形を起こし、痛みの原因となります。
ふくらはぎがつる症状は、筋肉が縮んで固くなったまま戻せない状態の事です。
これは、突然の運動による筋肉疲労などにより、神経の伝達がうまく行われない事によっておこります。夏は神経伝達をスムーズにする水分やミネラル不足が、冬は冷えが原因となって起こる場合もあります。
夜間などに頻繁につる場合は、骨盤の歪みから、脚への血流が不足しやすくなっていることも考えられます。
足の裏がすごくだるい。朝起き掛けにかかとの内側が痛む。これは足の裏のアーチを支えている足底腱膜に炎症がおきている可能性があります。
ジョギングなどによる足の使いすぎや、加齢、足の小指側に体重をかけて立つクセによる足裏のアーチの減少などから起こりやすくなります。
起床時や長い時間座っていた後、動作開始時に痛いのは、安静にしている間に治りかけた腱膜が体重をかけることによってまた切れるからです。断裂は微小なので、痛むのは切れた瞬間だけで、断裂と修復を繰り返しているうちに、数ヶ月~数年で自然治癒します。
一日中PC作業をしていたり、立ち仕事をしていると、足がむくんで夕方靴がきつくなる事はありませんか?また、外は暑いのにすぐに足が冷え(冷え症)ませんか?これらの症状は「血行不良」という同じ原因から来ている事が多いです。
長い時間同じ姿勢を続けていると、体の血流が悪くなり、余分な水分を心臓に送り返す機能が低下し、体も冷えてきます。
特に一日中デスクワークをしている方や足をよく組む方、妊婦の方などは足の付け根の部分(鼠径靭帯)が圧迫され、そこを通る静脈が狭くなり、心臓に戻る血流量が減少します。つまり、ホースが折れて水が通りにくくなるのと同じ現象がおきるのです。
戻りにくくなった水は足のむくみを引き起こすだけではなく、「静脈瘤」となって膝の裏側などの血管がプックリと腫れて元にもどらなくなることもあります。
洗顔、歯磨き等で腰を屈めたとき、物を持ち上げたとき等に、急激に腰に痛みが走ったり、グキッ、ピキッという感覚があって、立っていられなくなったり、歩くのが困難になります。その時は動くことができても、だんだん痛みが増してきて、一晩寝た後の翌日になって症状が悪化してくるケースもあります。
腰に過度の負担をかける姿勢や生活習慣を続けていると、腰の筋肉が強く緊張して、硬くなります。この状態で、腰を屈めたりひねったりする動きにより、筋膜や筋繊維、椎間板などの軟部組織が損傷し、炎症が起きることで急激な痛みがおこります。
激しい痛みで動くこともままならないので非常に不安になりますが、大事なのは急性の痛みは正しく対処すれば必ずよくなるということです。
日本人の80%が一生に一度は経験するといわれる腰痛。これには様々な原因、症状がありますが、以下のように分けられます。
このうち最も多いのが筋肉の緊張や疲労によるもので、これには普段の立ち姿勢やクセ、仕事中の姿勢や動きなどの生活習慣が深く関わってきます。
腰のカーブが強すぎる姿勢、デスクワークや車の運転など、長時間座りっぱなしになる仕事、また調理師や美容師、介護士など、前かがみでいる時間が長い仕事。こうした姿勢や生活習慣は腰の筋肉を硬くして背骨を歪ませ、慢性的に痛みやこり、重さを感じるようになります。
背骨に問題があるものには、以下のようなものがあります。
椎骨(背骨を構成する一つ一つの骨)と椎骨の間のクッションの役割をする椎間板が、重い物を持ち上げた時やジャンプの着地、くしゃみなどの衝撃が加わった時に後方に飛び出て、神経を圧迫するようになる病気で、20~30代に多いです。ヘルニアがあっても必ず腰痛になるわけではないこと、飛び出したヘルニアも数ヶ月程で自然消失することなどから、最近は手術をせず保存療法をとるケースが増えています。
椎間板は、加齢により徐々に水分を失って薄くつぶれていきます。クッションを失った椎骨同士はぶつかって磨耗し、骨棘というトゲができることがあります。背骨は不安定になって周りの筋肉や神経に負担が増し、腰痛が起こります。
10代に多く、激しいスポーツなどを続けたときに、椎骨の後方の突起が骨折してしまうことをいいます。スポーツを中止しコルセットで固定することで、骨が癒合することもありますが、そうでない場合でも、背骨は強い靭帯に守られている為、日常生活には支障がないことも多いです。ただし背骨は不安定になるので腰痛は起こりやすくなります。
脊椎分離症や、椎間板が薄くなることによって、椎骨が前方にすべることをいいます。すべりの原因や程度、症状によって、手術が必要な場合と、保存療法が適した場合があります。
変形性脊椎症やすべり症などによって、椎骨の中の脊髄神経の通り道である脊柱管が狭くなり、脊髄を圧迫することで起こります。歩いているうちに腰や足が痛んだりしびれたりして歩けなくなり、しゃがんで休むとまた歩けるようになる、間欠跛行がおこります。内臓の病気によるものは、安静にしていても痛い。動きに関係なく痛む。痛みで目が覚める。ということがあります。不安な場合は、まずは病院で診察を受けてみて下さい。
立っている時、座っている時など上体を起こしている時に常に働いているのが背骨の両脇についている脊柱起立筋です。
猫背など背中が丸まる姿勢がクセになっていると、この筋肉に過度の負担がかかり、硬くなって血流が低下してきます。ひどくなるとコリや痛みを慢性的に感じるようになります。
深呼吸をしたり、せき、大きい声を出すなどでも胸が苦しくなる。肋骨の間がピリピリ痛む。原因としては背中から出て、胸腹部に分布する末梢神経(肋間神経)の圧迫によることが多いです。
普段から猫背や肩が内側に入るような姿勢を続けていると、胸の筋肉や肋骨の間の肋間筋などが縮んで硬くなるため、神経を圧迫したり、急に伸ばされた時に痛みがでてきます。
なんとなく体がだるい・すぐに疲れる・肩の力が抜けない、ひどいときは動悸や息切れ、吐き気やめまいまでするのに、病院では「悪いところ」が見付からない。そんな時は自律神経のバランスが崩れているのかもしれません。
自律神経とは、体温や内臓、血管など自分の意思とは関係なく体を動かしていく神経で、体を活動的にする交感神経と体を安静化する副交感神経の二つのバランスによって成り立っています。
この二つの神経のコントロールがうまくいかなくなると、体には様々な不調が起こるようになります。例えば、頭痛、耳鳴り、口の乾き、めまい、立ちくらみ、のぼせ、その他、足の冷え、足の痛み、筋肉の痛みや関節の痛み、不眠症などが挙げられます。
自律神経のコントロールを乱す原因としては、過度のストレスや不規則な生活リズム、環境の変化、ホルモンバランスの乱れなど、様々なものが関係してきます。
夜なかなか寝付けない(入眠障害)、眠りが浅い、寝て起きても余計に疲れを感じる(熟眠障害)、夜中に何度も目が覚める(途中覚醒)などの症状は睡眠障害の代表的な症状です。
原因としては、自律神経のアンバランス状態が考えられます。自律神経には、体を活動的にする交感神経と体を安静化する副交感神経の二つがあり、眠るときに本来はたらくのは副交感神経の方です。
しかし、長時間の労働や過度のストレスによって交感神経が優位にたつ状態が長く続くと、体が常に緊張状態に置かれ、いざ眠る段階になっても自律神経のスイッチがうまく副交感神経に切り替わることができなくなることがあります。こういった状態が睡眠のトラブルの大きな原因となってきます。
睡眠中も交感神経が優位な状態にあると、筋肉の緊張が続くため、目覚めても疲れがとれず、寝違えを起こすことも多くなります。
生理に伴って、下腹部や腰、太ももが張ったり、痛みを感じる。時には肩が痛い、という症状は「生理痛」と呼ばれます。
生理痛は主に次の二種類に分けられます。
ある時期から突然鋭い痛みを感じたのであれば、器質性の可能性もありますので、婦人科の検診をお勧めします。
機能性の原因の一つとしてホルモンバランスの崩れがあります。プロスタグランジンは、血液を排出させるために、子宮を収縮させるホルモンです。体質的なもの以外には、精神的ストレスや体の冷えによっても過剰に分泌され、強い痛みの原因となります。
普段から下痢ぎみであったり、便秘がちの症状は、腸が正常に働いていないとういう点では同じ原因から起こっています。腸などの内臓を動かすのは自律神経の働きです。胃や腸の動きを活発にするのが副交感神経で、逆に抑制するのは交感神経です。
便秘のタイプは色々ありますが、生活習慣やストレスによって自律神経のバランスが崩れ、腸の運動がうまく行われなくなると、便秘や下痢の症状が慢性的に表れるようになることがあります。
内臓のはたらきが低下しているときは、その周囲の血行が悪くなっていることも多いため、腹筋をよく使ってあげることで腸の血流を促し、症状が改善していくこともあります。
なぜ「前かがみ姿勢」が肩こり、頭痛、首の痛みを生み出すのでしょうか?下記をご覧ください。
頭の重さがどのくらいあるかご存知ですか?
体重の約8%(60kgの体重ならば4.8kg≒5kg)、だいたいボーリング玉1個分くらいの重さがあり、その重たい頭を支えるためには首、肩、肩甲骨あたりの筋肉に負担がかかります。例えば、ボーリング玉を手に持ち、これからピンを倒す(ストライクとる)イメージで、暫くそのままの姿勢を維持しますと当然手(前腕)が痛くなります。
つまりこの場合の手(前腕)が首に相当するのです。
重たい頭を「前かがみ姿勢」で1日何時間も続けたらどうなるでしょうか?
首、肩、肩甲骨周りの筋肉が硬くなり、肩こり、頭痛、首の痛みの原因となります。
よい姿勢とは左記のように頭のてっぺんが天井から吊り下げられているようなイネージで、あごを軽く引き、お尻の筋肉を引き締めて立ちます。そうすると耳、肩、股関節(大転子)、くるぶしが一直線になります。
最近は一家に一台、仕事では必ず使うアイテムがパソコンです。 左記の図は、ほとんどの方がパソコンを打つときに生じてしまう姿勢です。首が前に行き、背中は丸まり、腰も丸まってしまうのがお分かりと思います。 この姿勢を続けて仕事をされたり、家でパソコンを使っていたらどうなるでしょうか? 首、肩甲骨周り、背中、腰に負担がかかり、 頭痛、首の痛み、肩こり、腰痛の原因を作ってしまいます。
・座るとき、正しく座ろうとしてたいていの方々は腰を反らし過ぎて逆に腰に負担を
かけてしまいます。 正しい座り方は左記の図のように
1) アゴを軽く引き、背筋を伸ばす
2) 腰の後ろの隙間に指2本位はいる
3) お尻を背もたれに密着
4) 頭のてっぺんが天井から吊り下げられているイメージ
最初は慣れないと短い時間しか正しい姿勢を維持できませんが、1)~4)を意識することで
徐々に長い時間座ることができてきます。
ただし、正しい姿勢を維持したとしても同じ姿勢を保つことはできませんので、たまには背筋を伸ばしたりして、体を動かすことが大事ですね。
「姿勢が悪い」「体が歪んでいる」などと注意された事はありませんか?
鏡をみて肩・耳の高さ、顔、体の向きなどをチェックして左右差がある場合は体に歪みが生じています。
体が歪むのは背骨や骨盤などの骨を支えている筋肉が硬直したりゆるんだりして骨格が歪む現象(=悪い姿勢)です。
自分の姿勢に自信がない方には猫背の人も多いようです。
悪い姿勢も長い間のクセになると、本人は違和感が無くなります。
歪んだ体は血流が悪くなり、肩こり、腰痛、頭痛、手足のシビレ、体のだるさなど様々な不調を引き起こします。
骨盤は両脚の大腿骨の上に乗り、その上に乗る背骨と頭を支える土台の役割をしています。
土台である骨盤が歪むと、重い頭を支える為に、背骨が無理にバランスをとろうとして歪みが生じ、体に過剰な負担がかかってきます。
特にお産後、多くの女性は体型が気になると応えております。
お産後、子育て中での横座り、椅子での脚組みなど不自然な姿勢をとり続けることで、骨盤が正常な位置に戻りにくくなります。
その結果、ポッコリお腹や体重増加、そり腰など、妊娠前の体型とは違うことに気づくのです。
お産をしていない方でも自宅および職場などでの横座り、脚組み、左右の片脚ばかりに重心を置くクセやパソコン操作や机上での長時間、前かがみで座っている方などは骨盤が歪みやすくなります。
次に当てはまる方は、骨盤が歪んでいるかもしれません。
足を揃えてまっすぐ立った時に、膝の間に隙間がある状態がO脚と呼ばれています。O脚には、先天性で矯正できない「構造的O脚」と、普段の姿勢、歩き方のクセが原因の「姿勢的O脚」があります。後者が矯正可能なO脚です。では姿勢的O脚は膝の隙間が狭くなれば改善されるのでしょうか?答えはNoです。
O脚を矯正するためには膝関節を正しいポジションにもっていき、それを維持することが必要です。膝関節を“単にくっつけるというだけ”では矯正とは呼べません。股関節や骨盤を上手く使いながら膝関節を体全体でサポートできるようになること、このことがすなわちO脚を矯正するということなのです。
そのためO脚は見た目だけでなく、体にも以下のように様々な不調をおこすことがあります。
はじめまして。院長の櫛引喜一です。
当院のホームページをご覧いただきありがとうございます。
健康なのに体が痛い・だるい・疲れやすいという症状が気になる方は是非当院までお問い合わせください。
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※12月30日(月)〜1月4日(土)までの6日間は年末・年始休暇となります。
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※1月4日(土)までは年始休暇となります。また、13日(祝:成人の日)は土日対応での営業となります。
平日 10:00~19:00
土・日・祝 10:00~17:00